めざせ!! 大澤隆之の行政書士 20限目

権利の客体

 

【1】不動産と動産

   所有権等の権利の客体となるものを民法上、ものといい不動産と動産に分ける

   不動産とは、土地及びその定着物をいう

   動産とは、不動産以外をいう

 

【2】主物と従物

   物については、主物と従物という概念がある

   従物とは、物の所有者が、その物の常用に供するため附属させた、自己の所有に

   属する物をいう

  

   これに対して、主物とは、従物を附属させるその本体となる物をいう

   

めざせ!! 大澤隆之の行政書士 19限目

法人

 

法人も自然人の集団や財産の集合である団体も、自然人と同様にケイン利義務の主体で

あると考えられています

 

【1】法人の種類

 

   ① 社団法人

     伊庭の目的に沿った事業を行うために、一定の人間を組織してつくられた

     もの

 

   ② 財団法人 

     一定の目的のために提供された財産を運用するために、つくられたもの

 

   ③ 公益法人

     学術 祭祀 宗教その他の公益に関する事業を目的とし、つくられたもの

     で、営利を目的としないもの

 

   ④ 営利法人

     営利を目的とするためにつくられたもの。会社法で規定されている

     会社がこの典型である

 

 

 

 

    

めざせ!! 大澤隆之の行政書士 18限目

【権利の主体】
 
① 人の権利
  執権の共有は、出生に始まり、死亡や失踪宣告により終わる
  ただし、胎児は、不法行為に基づく損害賠償の請求、相続、遺贈については
  すでに、生まれたものとみなす
 
② 意思能力とは、有効に意思表示する能力をいう(泥酔や精神病などは無効)
 
③ 制限行為能力者制度
  民法では、制限行為能力者が保護者を無視して単独で行った行為は原則として
  取り消すことができるものとしている
  保護者は、取り消し、同意、追認、代理に関する権利を有する
 
制限行為能力者
 
制限行為能力者を分類すると、未成年者、成年被後見人被保佐人、被補助人
の4種類がある

めざせ!! 大澤隆之の行政書士 17限目

今日からは民法を学習します

 

【権利能力】

 

権利能力とは、権利義務の主体となる資格をいう

権利能力者は自然人と法人と2種類があります。自然人は私たち、人間のことであり、

法人とは、会社等、生きているわけではないが、法律上、人として扱いましょうとし

て、会社も法人として権利義務の主体になることができるのです

 

めざせ!! 大澤隆之の行政書士 16限目

議員の権能

 

① 議院自立権

 

  1 会期前に逮捕された議員の釈放要求権

 

  2 議員の資格争訟の裁判権

    両議院は、各々その議員の資格に関する争訟を裁判する。

    出席議員の3分の2以上の多数決による議決

 

  3 役員選任権

 

② 国勢調査

 

  1 両議院は、各々国政に関する調査を行い、これに関して、証人の出頭及び

    証言並びに記録の提出を要求することができる

 

  2 国勢調査は補助的な権能であり、有効で適切に行使するための資料の収集等を

    目的としてのみ、調査を行える

 

 

大澤 隆之

 

 

めざせ!! 大澤隆之の行政書士 15限目

国会の機能

 

① 憲法改正の発議権

  憲法改正は、各議員の総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議する

 

② 法律の議決権

  1 法律案は、両議院で可決したとき、法律となる

  2 衆議院で可決したが、参議院で否決のとき、再度衆議院の出席議員の 

    3分の2以上で可決したとき、法律

  3 参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取った後、休会中期間を除き

    60日以内に議決しない時、参議院は否決したものとみなす

 

③ 内閣総理大臣の指名権

  1 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する

 

④ 弾劾裁判所の設置権

  1 国会は、罷免のそついを受けた裁判官を裁判するために、李yぉう議員の議員

    で組織する弾劾裁判所を設け

 

⑥ 内閣の報告を受ける権能

  1 内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び

    外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する

 

  2 内閣は、国会及び国民に対し、定期に、少なくとも毎年1回、国の財政状況

    を報告しなければならない

 

⑦ 条約の承認権

  1 条約を締結すること。ただし事前に、時宜によっては事後に、国会の

    承認を経ることを必要とする

 

 

大澤隆之

めざせ!! 大澤隆之の行政書士 14限目

国会議員の特権

 

不逮捕特権

 

 両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中に逮捕されず、

 会期前に逮捕された議員は、そのぎ位の要求があれば、会期中これを釈放しなければ

 ならない。(50条)

 

 院外での現行犯・院の許諾がある場合は逮捕される

 

②免責特権 

 両議院の議員は、議員で行った演説、討論または評決について、院外で責任は

 問われない(51条)

 

③議員の歳費受領

 両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける

                               (49条)

  

 歳費とは、国会議員の受ける報酬のこと

 

 

 

 

大澤隆之