めざせ!! 大澤隆之の行政書士 15限目
国会の機能
① 憲法改正の発議権
憲法改正は、各議員の総議員の3分の2以上の賛成で国会が発議する
② 法律の議決権
1 法律案は、両議院で可決したとき、法律となる
2 衆議院で可決したが、参議院で否決のとき、再度衆議院の出席議員の
3分の2以上で可決したとき、法律
3 参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取った後、休会中期間を除き
60日以内に議決しない時、参議院は否決したものとみなす
③ 内閣総理大臣の指名権
1 内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する
④ 弾劾裁判所の設置権
1 国会は、罷免のそついを受けた裁判官を裁判するために、李yぉう議員の議員
で組織する弾劾裁判所を設け
⑥ 内閣の報告を受ける権能
1 内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び
外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する
2 内閣は、国会及び国民に対し、定期に、少なくとも毎年1回、国の財政状況
を報告しなければならない
⑦ 条約の承認権
1 条約を締結すること。ただし事前に、時宜によっては事後に、国会の
承認を経ることを必要とする
大澤隆之
めざせ!! 大澤隆之の行政書士 13限目
経済的自由
22条 1項 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する
【1】 職業選択の自由
職業選択の自由は、自己が就く職業を決定する自由を意味します
営業の自由とは、自己の選択した職業を行う自由のことです
職業選択の自由は、表現の自由等の精神的自由権に比べて一般に強い規制を受けます。しかも規制目的によって、消極目的性と積極目的性に分けられています
①消極目的
ア 許可制
イ 届出制
理容業等
ウ 資格制
医師 薬剤師 弁護士等
②積極目的
ア 特許性 電気 水道 鉄道等の公共事業
イ 国家独占 旧郵便事業 旧たばこ専売等
消極目的規制とは
厳格な合理性を基準とし、裁判所が規制目的の必要性、合理性、および同じ目的を達成できる、よりゆるやかな規制手段の有無を立法事実に基づいて審査する
積極目的規制とは
めざせ!! 大澤隆之の行政書士 12限目
国会の活動
① 国会の会期とは、毎年1回定期的に少数する常会
臨時の際に必要に応じて招集される臨時会
衆議院が解散して、そのあと総選挙が行われた際に招集する特別会
以上の3種類がある
また、国会は一つの会期で議決に至らなかった案件は原則として次の会期に継続しません
(会期独立の原則、会期不継続の原則)
また、同一問題については、鍵の効率的運営のため、同じ会期中には審議しません
(一事不再議の原則)
大澤隆之
めざせ!! 大澤隆之の行政書士 10限目
国会の活動
これは、お互いに異なる時期に選挙を行い軽率な行為や過誤をチェックし、民意を国会に反映させるため
② 衆議院の優越
衆議院に優越的な地位を与えている
【1】国会の意思形成を容易におこなう
【2】議員の任期、解散制度からみてい、衆議院はより民意に近い
以上の理由で衆議院は優越権を与えられている
具体的には
(1) 法律案の議決
衆議院で可決
↓
参議院で否決
↓
衆議院の出席議員の2/3以上の賛成で可決し、法律となる
(2) 予算の議決
衆議院の可決した予算を受け取った後、国会休会中をのぞき、30日以内
に議決をしないときは衆議院の議決を国会の議決とする
(3) 条約の承認
衆議院の可決した予算を受け取った後、国会休会中をのぞき、30日以内
に議決をしないときは衆議院の議決を国会の議決とする
(4) 内閣総理大臣の指名
指名の議決をした後、国会の休会中を除き、10日以内に、参議院が
指名の議決をしないときは、衆議院の議決を国会の議決とする